背骨ブログ2

あなたの背骨をポキっと

武蔵小山の焼肉屋「大門」というお店

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武蔵小山から、また一つお店が消える。

 

武蔵小山と言えば、日本で1番長いアーケード商店街がまず有名だ。かつて、その商店街から少し横に入っていくと、たくさんの飲み屋が軒を連ねていた。今は駅前の開発工事のために飲み屋は立ち退き、立入禁止になっているエリアだ。その立入禁止エリアのすぐ隣に、今月2月に閉店が決まってしまった焼肉屋「大門」はある。

 

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店構えは決してオシャレでもキレイでもない。お店のなかはいつも煙が充満し、焼肉の匂いが強くこびりつく。正直入りやすいお店とは言えないかもしれないが、いつも店内は地元の人や常連で溢れていた。今日だって、

 

若い女性「こんばんわ〜来ちゃった!」

お店のおばちゃん「あら、どこか行って来た帰り?」

若い女性「お台場いってきたの!で、何も食べないでここに来ちゃった!」

お店のおばちゃん「あら、偉いわねぇ〜!たくさん食べていってねー!」

 

とか、

 

40代くらいの男性「え!?本当に今月でお店閉めちゃうの?」

お店のおばちゃん「そうなのよ〜!ごめんね」

40代くらいの男性「え、え!?場所変えて再開するんだよね??」

お店のおばちゃん「それが、本当に終わりなの」

40代くらいの男性「マジかよ〜!今日来れてよかったよ」

お店のおばちゃん「商店街にはよくいるから、見かけたら声かけてねー!」

 

大門には何度も足を運んでいたが、今日は特にこんなやりとりが多かった気がする。

一方僕はというと、取材モードじゃないときは人に話しかけるのが億劫になってしまう性格なので、キーンと冷えたビールを飲みながら、ただただその光景を眺めているだけ。何度も行っているが、顔を覚えられているかも怪しい。

 

お店を閉める理由の一つは、立ち退きの対象になっているから。武蔵小山周辺は大きく三段階に分けて大がかりな工事が行われる。その段階ごとに付近の人は立ち退きをしなければいけない。大門は次の立ち退きエリアにお店があり、その立ち退きの期限が2月までなのだ。

しかし、それではお店を移せばいいだけの話だ。もう一つの理由は、体調不良。ずっと体に無理をしながらお店を切りもりしていたので、今回の立ち退きがお店を閉めるちょうどいい理由になったのだそう。

 

ここは本当に肉が美味しくて、個人的にたんネギ塩が一番好きだった。たんネギ塩を焼くとき、「肉を二つ折りにしてネギを挟んで焼くの。その状態で表と裏を焼くだけでいいから」と、何度も何度も教えてくれた。違う焼き方をしようものなら「違う違う!そうじゃないの!」っておせっかいを焼いてくるおばちゃん。そのおばちゃんのいるお店は今月で終わる。

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▼大好きなたんネギ塩

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▼こんな感じにネギを包む

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▼表と裏を焼いて

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▼レモン汁につけて食べる。最高

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 ▼追記:先日前を通ったらやっぱり閉店していました。

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